継宗の儀に参列いたしました
2023年1月29日、德川御宗家のお代替わりのお披露目の儀式「継宗の儀」が増上寺大殿にて執り行われ、柳営会からも会長・副会長以下35名の会員が参列いたしました。
祝儀に相応しく見事に晴れ渡り、青空に映える大殿と東京タワーのコラボレーションが一段と美しい日でした。
德川御宗家の当主は、本年より18代恒孝様から19代家広様へ受け継がれました。
今回、德川御宗家の当主の交代は実に60年ぶりのことで、先代が御存命のうちに交代するのは、11代将軍家斉公から12代将軍家慶公に将軍位が継承されて以来、実に185年ぶりのことだそうです。
このような儀式に立ち会うことができたことを、会員一同、大変ありがたく、また喜ばしく思いました。
閉式後には大殿前にて一般社団法人江戸消防記念会の方々による「継宗の儀」特別演舞が披露されました。静と動、大殿での荘厳な儀式とは打って変わって、青空の下、躍動感溢れる素晴らしい演舞でした。
木遣り・纏振り・梯子乗りの演舞が終わると、三本締めが行われました。
にこやかにお祝いを受けていらっしゃる19代家広様御夫妻のご様子が、とても印象的でした。
また、夕刻より場所を芝の碧麗春に移し、3年ぶりの新年会を開催いたしました。
久しぶりに出席された方や初めて参加された方もおり、大変賑やかな会となりました。
本年はNHK大河ドラマ「どうする家康」も放映され、德川氏やその家臣団にも注目が集まるかと思います。
柳営会は引き続き德川御宗家を中心に仰ぎ、先祖の偉大な足跡を偲びながら、その精神を引き継いでいく所存です。